Hulu観賞。エヴェレスト登頂にかける歴代クライマー達と彼らを追う山岳カメラマンの話。
王道のキャスト陣で期待してみましたが
キャスト陣の演技、特に阿部寛の熱演は
印象深く良かったです。
岡田准一の熱演も良かったですが
他のレビュアーさんもご指摘通り、
そこまで阿部寛に執着する理由がわからなく
熱演が空回りしている印象を受けました。
山岳カメラマンがエヴェレスト登頂を
成し遂げたり、
無事帰還できたのも
不自然すぎて白けましたし、
あんなに拘っていた
マロリーのフィルムを持ち帰らないのも
意味不明。
阿部寛を憑依させようとして
ニット帽を脱いで、そのまま被らず…
色々ツッコミどころ満載でした(苦笑)
ストーリーは全体的に平坦な印象で
盛り上がりや面白みに欠けました。
あと、ボリュームをMAXにしても
なぜか本作の音声が非常に小さく、
小声でボソボソと喋る場面が多く
聞き取りにくく
不快感を覚えました。
キャラクターの深堀りもなかったので
感情移入もしにくいです。
もう少しマロリーに最後まで着目するとか
構成やストーリーの見直しが必要な作品だと思いました。
それなりの予算をかけた超大作だったのかと
思いますが
肝心のストーリーがかなりお粗末で残念でした…。
