persimmon1a

エヴェレスト 神々の山嶺のpersimmon1aのレビュー・感想・評価

エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)
3.0
「今この本読んでるよ」と軽く内容を教えてもらい、調べたら映画もあったので、原作より前に手っ取り早くこちらを見てみた。

教わった内容が、エベレスト世界初登頂したかもしれないけど、下山途中に亡くなり証拠不足で実績とされていないイギリス人登山家の超有力物的証拠となりうるカメラを日本人カメラマンがカトマンズで見つけてetc. だったんで、この世紀の実績のミステリーというか、事実追跡をあれやこれやする話かなと、勝手に想像してた部分があった。

映画は全然違って、カメラにまつわるミステリーというより、見つけたカメラマン他のヒューマンドラマ仕立てになっていたので、肩透かしを食らってしまった。原作はものすごい長いらしいので、複数要素のうち、ここをフォーカスしたのかなと思う。の、わりには描ききれてなかったような…

山登りするわけではないけど興味はあって、山岳小説なんかもいくつか読んでいる。自分的大傑作は、井上靖の「氷壁」。
映画の原作でも、とある登場人物の人生にザイル問題が絡んでいるみたい。いずれ読んでみようと思う。

映るタメルの景色が旅情を誘い、また行きたくなったことだけは紛れもない事実。
persimmon1a

persimmon1a