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エヴェレスト 神々の山嶺のliamのレビュー・感想・評価

エヴェレスト 神々の山嶺(2016年製作の映画)
2.9

監督は「太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-」の平山秀幸。出演は「蜩ノ記」の岡田准一、「ふしぎな岬の物語」の阿部寛、「起終点駅 ターミナル」の尾野真千子、「珍遊記」のピエール瀧など。

ヒマラヤ山脈を望むネパールの首都カトマンズで、山岳カメラマンの深町誠が発見した1台の古いカメラ。そのカメラは、イギリスの登山家ジョージ・マロリーが、1942年6月8日にエベレスト初登頂に成功したのか否かという、登山史上最大の謎を解く可能性を秘めたものだった。カメラの過去を追う深町は、その過程で、かつて天才クライマーと呼ばれながらも、無謀で他人を顧みないやり方のために孤立した伝説のアルピニスト・羽生丈二と出会う。深町は羽生の過去を調べるうちに、羽生という男の生きざまにいつしか飲み込まれていく。

何年か振りの鑑賞。
当時観た時はつまらな過ぎて笑ってしまったが、今観たら割と普通に観る事ができた。

ただ改めて観ても酷い所が盛り沢山なのは否めない。
そもそも涼子がそこまでして羽生を思っているのか理解できないので、そもそもこのキャラ必要なのかという疑問がでてくる。
また前半の回想シーン等が長すぎる気がする。もう少し登頂シーンを増やしてもいい気がする。
あと全ての登場人物の言動に違和感があった。

ラストで凍った羽生が語りかけてくるシーンでは爆笑してしまった。笑流石にあの演出は面白すぎる。

阿部寛演じる羽生が本名を偽って外国人としてネパールで暮らしているが、阿部寛だったからこそ納得できた。笑

酷い所が多数ある登山映画。
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