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きみはいい子のfmkのレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
4.1
本当に素晴らしかった。。
全員に観てほしいと思いました。

主演の高良健吾が担任を務める小学校と、娘をうまく愛せない母親 尾野真知子とそのママ友の、2つの別の話が並行して進みます。

どちらの話も、子どもも、大人も、人に抱きしめられることの大切さ、どこか欠けている部分があっても「みんないい子」なんだと認めてあげることが大事なんだと、学びになりました。

最近仕事の関係で、ADHDなど発達障害を勉強しているのですが、人と異なることで障がいという言葉が与えられるけど、それぞれが個性で、周りの大人が認めてあげることで、自己肯定感が高まってきっといい方向に進むんだろうなぁと思いました。

学校教育の大変さも、よく描かれていて、先生って大変だなぁ、すごいなぁと改めて尊敬しました。
高良くんの辿々しいけど真剣な新人教師ぶりが絶妙でした(^ ^)

最後に、出演されている全員が本当に自然で素敵な演技をされていて、脱帽でした。。本当に考えさせられる、良い作品でした。
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