どんぐり太郎

きみはいい子のどんぐり太郎のレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
3.9
「教師の仕事の中で、小学校が一番大変なんだ!」


小学4年生担任(高良健吾)のクラスは
ちょい学級崩壊ぎみ。

熱血ではないけど、見て見ぬふりをしない、嘘で取り繕わない良い先生だ。

虐待されている児童を救いたいが、
教師一年目の彼には、難しい。

特別支援学級の高橋和也はステキな先生だった。
こんな先生がいたらいいなって思う。

高良健吾とは、この映画の中での接点なしの幼児虐待する母の尾野真知子。

ママ友、池脇千鶴に出会えてよかった。


公園でのママ友との付き合いって、
気疲れして、意外と大変なんだよね。思い出すわ〜。

虐待の場面は、実際にどこにでもありそう。児童相談所に保護されることなく苦しんでいる子は今もこれからも多いだろう。

高良から、いつもと違う宿題を出された翌日のクラスの子どもたち一人一人の感想に涙。

大人だって、人の温もりを感じたい。子どもならば、なおさらだ。
温もりは、欲しがるままに与えたらいい。