きき

きみはいい子のききのレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
3.8
評価の高い邦画を観ようと思い、キャスト的にも感動しそうなのでこれを。
子どもの育て方、接し方って考えれば考えるほど難しくなる。ずっと思ってたことだけど、学校の先生は大変だな。先生は怒り方も勉強しなきゃだめだね。おおくまって奴クソガキと思ったら普通にマザコンで可愛かった。
髪かきあげるママ友みたいな人、私も苦手。いかにもって感じ。

高良健吾は新米教師の不器用さをうまく出してて、尾野真千子はヒステリーな役が似合う。確実。

そして驚いたのが加部亜門くん。
演技のうまい自閉症の子をよく見つけたな〜と思ったらグッドライフのわっくん…!うますぎ。役作りですごく観察したんだろうか。それにしても自然すぎて。
歌もうまい。まっすぐで曇りがなくてこの子の声で泣いた。
「幸せは、夜ごはんを食べて、お風呂に入って、ふとんに入って、お母さんにおやすみを言ってもらうときの気持ちです」この言葉すごい、そうだよね、って台詞。なんてじわじわあたたかくなる言葉。普段の幸せをわからせてくれた。ありがとうわっくん!
甥っ子の「がんばって」でも泣いた。
貴重な役者さんだと思う。
きき

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