マ

きみはいい子のマのレビュー・感想・評価

きみはいい子(2014年製作の映画)
3.8
日本映画としてかなりいい映画だと思った
母親は、子供を愛するというよりも子供からの愛をちゃんと受け取れる人なのかもしれない その相互作用で作られる
特に小学生の時の教室の独特の閉鎖された雰囲気がリアルすぎて、6年生の時に自分が居たのとは違うクラスの担任が鬱になり、途中で担任を降りたのを思い出した。

子供も大人も、年齢は違っても同じように傷つき悲しむし、愛することも愛されることもその価値も同じだけあるのに、人はいつもぽろっと忘れちゃう。子供からすると、私の人生なんて親に背負われた覚えはないが、価値観なんて言葉では表せない奥深くの芯を作ってるのは親なんだなあ。まだ親にはなれないな…
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