セレーナによってだいぶ救われてるかな。
この子の存在感って本当に稀有。
こういう中年主人公を諭す系のtheティーンの役って実は結構難しいと思う。
小生意気さと誠実さが上手いバランスで覗かないと映画のノイズになりかねない。
そこのところセレーナが非常にmatureで上手い。イーサンだけだと正直なんの起伏もない物語。
この2人にバディ感が良かっただけに、そもそもの奥さんを救いたい..みたいなラインが最後あたりではむしろいらないな？？みたいな。
この2人のバディーものは、この2人だけの物語に集中して別のシチュエーションで観たかったかなあ。
撮影技法の革新を求めた野心は評価したいけど、いかんせんドラレコ映像はそれ以上でも以下でもない..配信でもそう思うんだから、映画館だと試聴に耐えないシークエンスも多かったのでは..
そういう実録っぽさを昇華するにはそれなりの演出やストーリーのギミックが必要だと思うんだけど、いまいち..
