当初はスティーブ・マックイーン様主演の『ゲッタウェイ』の再リメイクって事だった筈なんですけどね。元ネタ関係あらへんがな。どうしてこうなったのか。
フォードマスタングシェルビーGT500スーパースネークはとてもかっこいいんですけども、肝心のカーチェイスが非常に単調というか、捻りがないのがとても残念。
終盤の2分ぐらいをワンカットにしてるシーンだけリアリティがあって良かったんですけどね。
ビルからビルに飛び移るとか、もうそれぐらいしても今は90分カーチェイス厳しい時代ですよ。どうせ嘘くさい感じならロジャー・ムーア時代のボンドカーくらいハチャメチャにしたらいいのに。今そういう映画あんまりないし。
それだけならまだしも、車を降りるだの降りないだのという「もういい加減にしてくれないかキミたち」的な話が延々ループされるのも困りもの。
で、多分黒幕の俳優さんが実は！というところも見所だったとしか思えない引っ張りようですが、『24』シリーズ散々観た後に『フォーン・ブース』観たら「うわジャック・バウワーや！」って多分気付くのと同じレベルで、『ミッション・インポッシブル』何度も観てるだけで黒幕の声誰か分かっちゃうっていう。
ここFilmarksに至ってはキャストネタバレ。あかんがな。
要するに一番重要なのは、カーチェイスもので助手席に女優さん配置するなら、曲がる度にオッパイが揺れる人じゃないと全く楽しくないという事だと思います(憤慨
