前編に比べて性行為は減ったけど
マニアックさと胸糞悪さが増した後編。
色情狂ジョーが自分の人生を
８章に分けて語っていくのですが
よくこんな脚本を思いつくな…と。
ありえなさすぎて逆に面白く好奇の目で見てましたが
ジョーはますます過激な行為を求めていき止まらない。
そんな長い時間彼女の人生を見てきてからのオチは
ある意味どんでん返しですが
清々しいものがありました。
自分を認めて最後は向き合ったのだと思うし
最後は応援したくなってしまった自分も不思議で
いろんな人間の多面的な部分を見たような気がします。
前半よりも変態プレイが増えた分
眠くなるシーンも多かったですけどね。
黒人２人が言い争うシーンは字幕もないし
何を見せられているのかと（笑）
マルセルに関するエピソードはひたすら胸糞だし。
人間の愚かさや哀れさや欲望などを煮詰めたような
不快なシーンのオンパレードですが
キレキレのユマ・サーマンと
若い頃のミア・ゴスも見られたので良かった！
