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ニンフォマニアック Vol.2のdeepbluecreamのレビュー・感想・評価

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)
3.7
vol.2でだいぶ踏み込んだ内容に。世間は「愛=性」なのが一般的な中、ジョーは「愛≠性」なので、貫徹した結果、居場所が無くなり、孤独を深めたという話。ジョーには楽になって欲しかったけどなかなかままならないものだな、と。その実、女性は物理的に守られないと生死が関わって危ない事も多いし貫徹しきれない事も多く、その辺が要因で事態がどんどん悪くなるしかなかったのしょう。それに自分で「私は悪い人間なの」と言ってたけど全然悪くもなかろうに…全然。sex addictではなくnynphomaniacだという意識なのだから。ジョーはエエ子です。もしジョーが男性だったらこれほど劇的な人生にならなかっただろうという最後、セリグマンの指摘が主題か。自分の性とのつき合い方を振り返った。愛でも本能でさえない性衝動。観てると股間がヒリつく。股間をあんなにブったらダメでしょう。
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