モンキー・パンチ原作のTVアニメ「ルパン三世」のスペシャルシリーズ第9弾。
怪盗ルパン三世は暗殺組織タランチュラの挑発を受け、バミューダ海域の孤島にある敵のアジトに潜入する。
そこで女性暗殺者と心を通わせる一方、ルパン三世は過去と決別するために組織のある男と決斗を挑むが……
ルパン三世の愛銃であるワルサーP38 にまつわる話です。
本作のヒロインは訳ありの女殺屋。
ルパン三世ならでは優しさが描かれていて心地よい。
ルパンのお馴染みのメンバーである次元大介、石川五ェ門、峰不二子、銭形警部がストーリーを盛り上げます。
ルパンシリーズは明るくユーモアなのが魅力ですが、本作品は珍しく、シリアスでラストが切ないです。
本作品は、ルパン三世アニメ化50周年を記念して実施したファン投票「みんなが選んだルパン三世」のTVスペシャル部門で、第1位に選ばれた作品ですが、ハッピーエンドでないので、個人的にはそこまでの良さを理解できまなかったのが残念。
「ワルサーは二丁もいらねぇんだよ」
2021.10 地上波日テレで鑑賞