すごくいい映画です。プラダを着た悪魔をフックにしてマーケティングしてるみたいだけど、フタをあけたら全然別物だし(あんなにファッションファッションしてないし、キラキラもしてない)、観る前に食指の動く映画ではないけど、どこを切り取っても素敵なので文句をとか出てきません。見た後にこれで何か言いたくなるような人間にはなりたくない!だって悪い人がただの一人も出てこないんだよ?脇役にも手を抜かず安定を超えた安定感。ナンシー・マイヤーズに注目してなかったけど地味にいいのいっっぱいあるじゃん!鑑賞後の清々しさがナンシー・マイヤーズ印なのか。「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」系映画です。ハイブランドファッションも言うことなし。