私が就活を控えた大学生だからか、ものすごく響きました。
女性の社会進出を後押しする姿勢がいろいろなところで見えるような時代になったものの、
実状としてはまだまだ壁がいっぱい。
仕事と家庭の両立といった定番の問題や世間の目。
ある意味この問題は今までの価値観や慣習を変えることだから、
そういうものを実力だけで変えていくのはとっても大変なんだろうな。
人の心を変えるのは時間がかかるし、人の心を理解してあげるには自分の中に、経験というしっかりとした土壌がないと難しい。
そういうところもいろいろな視点から描かれていたと思う。
女性が活躍し、インターネットから始まったまさに現代の最先端を走っているような会社に、社会人としての現役を終えて会社の慈善活動の一環として行われている高齢者向けインターンにやってくるロバートデニーロ演じるベン。
2015年、たくさんの社会問題を抱える今にぴったしの作品。
この映画も一つの答えなのではと思いました。
生意気ですが、大学生なりにいろいろ考えてしまいました。
社会人になればまた、見方も変わるのかな。
