定年退職し、妻には数年前に先立たれ悠々自適なお一人様ライフを楽しんでいたが、どこか虚しさを感じ社会に取り残されような気がしてならなかったベン(ロバート・デ・ニーロ)。
ある日、街で高齢者用の見習い社員募集(インターン)の求人を見つける。
社会復帰をし、もう一度充実した毎日を送りたいと考え、慣れないパソコンなどを使い応募をしてみる。
見事合格しインターンとして働くことになったベンを含めた４人は、それぞれの担当部署へと配属される。
ベンの上司に当たるのは会社の創設者でもあり社長のジュールズ(アン・ハサウェイ)だった。
最初は乗り気ではなかったジュールズだったが、真面目さや欲しいときに欲しい言葉をくれる彼の魅力に気付いていく。
【感想】
ロバート・デ・ニーロは笑顔で銃をぶっぱなしたりマフィア感のイメージだったのですが、めちゃくちゃ可愛い＆優しいおじいちゃん役も出来るとか…無限大っ！！
ジュールズを見つめる優しい顔だったり、40歳以上も離れた同僚との上手な付き合い方、前職は電話帳会社に42年も勤めたプライドなどは一切出さず、素晴らしいと思ったことは素直に伝え…あれ？語りきらない！！
ジュールズもバリバリの仕事ウーマン(死語？)で、充実しているはずが家族との時間を取れずスレ違いに悩み、けど仕事にはプライドがあり、購入した人には満足して貰いたいという情熱も持ち合わせ。
２人の関係性が上司と部下であり、友人でもあるように変化していく様が、観ててホッコリ。
あぁ～体の毒素が少しだけ抜けた気がします。
ステキな内容でした。
