このレビューはネタバレを含みます
40年間電話帳の会社で働いていた
70歳の老人ベンが、
シニア・インターン制度を通じ
若手女性CEOジュールズの
ファッション通販サイトの会社で
部下となり働くことに。
誠実で穏やかな人柄と
細やかな仕事ぶりで
自然と社内の人気者となっていく。
(Wikipediaより要約)
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ジュールズに
Too observantと
表現されてしまうくらい
ベンの観察力
コミュ力、協調性等々は正に年の功
長年の経験による物だと感じました。
経験とはまさに
当たり前に出来る事が広く多くなり
またその基準が自然と高くなっていく
という事だと思います。
彼の座右の銘
「正しい事を心掛ける」
この志が正しい学びを、日々の積み重ねで
彼の言動に染み付かせてくれたのだと思います。
ジュールズもまた、
ベンの誠実な言動に感化され
自身の言動を内省し
成長していくという良い循環が描かれていました。
ジュールズにとって、
彼は図らずもメンターのような存在に
なっていたのでしょう。
最後のシーンでは
マットから別れ話を
切り出すかと思っていたら、
「やり直させて欲しい」
「ジュールズにはこれからも社長として
頑張ってもらいたい」
とマットがジュールズの背中を押してあげる姿が描かれていました。
過ちを犯してしまったにせよ、
マットの改心する力、懐の大きさが垣間見え良かったです。
(細かく言うとその後が描かれていないので
なんとも言えませんが笑)
比較的サラッと流されていましたが
会社で評価され活躍していたマットが
仕事を諦め家庭に従事するという決意も
並では無かったと思います。
大きな葛藤があったことは推察出来ます。
〇その他
もう少しそれぞれの人物について
具体的なエピソードを通して
深く掘り下げた内容や
その後の物語があると
より良かったのかなと思いました。
ややサラッと物語が進んで行った印象。
例えば
Too observantなベンが
フィオナのどういった部分に惹かれたのか
具体的なシーン等を通じて描かれていると
より深く感情移入などが出来たのかなと思います。
映画ではフィオナの積極的アプローチに
やや押されていた印象が強かったです。笑
話を通して人柄はなんとなく伝わりますが
生前のモリーとのシーンも見てみたかったです。
1日14h働き
報われる感じがしていないベッキーが
より成長して活躍していく
物語なども見てみたかったです！
ジュールズのママについても
より密接した人柄や、
子育てなども気になりました。笑
○メモ
・7h未満の睡眠の女性は
7h以上睡眠をとる女性に比べて
38%も太りやすい
・ハンカチは常に持っておく
(女性の涙が拭けるように)
・予定がない日でも髭は毎日剃る
