素晴らしいホッコリ映画だった！物凄い事件が起こるわけでもなく人間ドラマを安心して見れる。
ベンは女性が考える理想の年上男性。ロバート・デ・ニーロのビジュアルがマッチングしすぎている。ジュールズとの関係は絶対にいやらしくならないという安心感のもと見れるのが本当に良かった。だけどジュールズを女性として尊重はしてるのがまたいいところ。
色んな原因で結構この脚本に気持ち悪さを感じる人が多いみたいだけど少女漫画みたいなもんだと思って見たら気にならない。
ジュールズの家庭環境については結構考えさせられた、私は立場関係なく「女」の方に感情移入して観ていたから最初は夫のマットにしっかりしろよと思ってしまったけど、現実世界はこれが男女逆転している。（※ほとんどの男性は経営者ではなく普通のサラリーマンなんだから程度は違うけども、、、）
1から会社を作り上げて頑張ってるジュールズと、自分のキャリアを捨てて家で子育てするマットだったら、やっぱりマットの方が大変なんだと思う。子供にとって親は自分一人しかいないし、自分がいなければ子供は生きていけないわけだから。そして両親どちらかがかなり我慢しないとキャリアと子育てはやっぱり両立できないよね
現実世界では全ての負担が女性にいってる状態。この映画の結末みたいにはいかないけどまぁまぁこうなるよねって感じのエンディングでした。
