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シークレット・ミッションのPoMooNのレビュー・感想・評価

シークレット・ミッション(2013年製作の映画)
2.9
キム・スヒョン、こんな役もするんだ〜、コメディなのか?とクスクス笑いながら見ていたら、、💦
なんだか解せない、納得出来ない、後味悪い感じで終わった。

北から南にスパイとして潜入してきたエリートスパイ・リュファン(キム・スヒョン)だが、おバカな知恵遅れのドングを装って生活して二年。地域住民の情報にかなり長けてきているある日、部隊の時の同僚と後輩が次々やってくる。何か指令が発動されたのかと思いきや、実は彼らの潜伏はある研究対象になっていたという設定。

後半は前半ののんびりした感じと真逆にアクションと理不尽な話しになっていく。家族を国家に人質に取られた形でスパイ活動する彼らは任務を遂行し、国に戻る事だけを夢見ている。そこにつけ入り、彼らの人生と命を軽く扱う党指令部。南の公安の一人が逮捕の形で彼らを救おうとするが、あれだけのドンパチ、南の公安と北の党幹部の衝突は国際問題に発展しないのか? 今作は南は自由で生きやすいよ、北は理不尽で酷いでしょ?って感じが出過ぎていて鼻につく。
北の命への尊厳の無さと、南の自由を知って尚且つ国に忠誠誓うの?どうするの?って選択に翻弄される若者が切ない😢下宿のアジュマが温かい。

蛇足:ドング役の緑のジャージを着たキム・スヒョンは「愛の不時着」にカメオ登場している
No.1282
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