何の気なしに見たらめちゃくちゃ良かった。
前半野糞したり、近所のガキに石投げつけられてる主人公がこんなカッコよくなるなんて思わんやん。
前半は幼少期から北朝鮮の特殊訓練を受けた革命戦士が南にスパイとして潜入するんだけど与えられた役割がバカを演じることっていう、周囲の人々とのコメディなんだけど、後半からは一気に毛色が変わってダークでハードボイルドなアクション映画になる。
正直前半はちょっと間延びしてるけど、後半のリュハンが馬鹿を演じるのを辞めた辺りからはちゃめちゃ面白くなっていく。
雨の中のシーン最高だし、相棒のスパイが最後まで一貫して「カッコよく生きる」を成し遂げてて良き良きだった。
仲間3人の友情パートが胸にくる。
敵の教官も雰囲気あるし強いしでブレない所が魅力的。
韓国映画ってキャラの一貫性が強いと思う。
良い映画だった。