kissenger800

シークレット・ミッションのkissenger800のレビュー・感想・評価

シークレット・ミッション(2013年製作の映画)
-
『THE NET 網に囚われた男』(2016)に自分で書いてることだから遠慮なく引用するんですけど、だいたい朝鮮半島クロスボーダーものって、北に帰る選択をすれば相応の報いがある、って結末なのがお約束で、それは韓国社会の暗黙の要請によるものではないか。
って持論の由来のひとつがこの作品なのはたしかで、つまり「南朝鮮映画」としてのフォーマットという理解。
むろんこの作品自体は2013年の社会を背景に生まれたわけで、いま見ると「古いな」って思えるのはそれだけ時代が変わった証拠ですね。

(本作におけるオム・テグは北朝鮮サイドのナンバー2、といえば聞こえはいいんですがほぼ誰が演じても良い役どころで、下積みっぽい下積み時代です)
kissenger800

kissenger800