こんなに切なくて、こんなにおかしみのあるゾンビ映画がかつてあったでしょうかー!
あったかもしれません←
変わり果てた姿になって現れた彼女やその家族との奇妙なやり取りが描かれる前半部。この時点ではまだゾンビ化してません。
この設定は割と斬新な筈なんですが、キャスト陣の演技やトーンがかなり控え目なせいか、なんだか今一つノレなかった…。
(オープニングの唐突な観客置いてきぼりなストーリー進行は面白かったな)
と思ってたら。
中盤以降、彼女が徐々にゾンビ化していった後の会話や行動が、笑っていいんだか哀れんだらいいんだか、な感じになっていくと、
前半とは打って変わったハイテンションなゾンビ・ラブ・コメディ展開が、観る者を混乱の渦にたたき落とします。
極め付けは、ラストのハイキングデート!!
爆笑しながら泣けるという、高次の感情体験が私を待っていました(混乱)。
デハーンが切々と彼女への思いを語るシーンなんて、すごく切ないのに、すごく笑えるんです(泣笑)。ガスレンジィ…(泣笑
「ゾンビムービー大好物だけど、最近どれも似たり寄ったりで…」な、ゾンビ玄人な方にオススメしたい作品です!
チョイ役ですが、ピッチ・パーフェクトのアナ・ケンドリックも出てますね(^^)かわいい…
そんなキュートなアナを後半には引き立てる存在というより最早別次元にイッてしまったオーブリー、すごくいいゾンビアクトでした!!笑
あと、なんといっても嬉しかったのは、クリミナル・マインドのリード役でお馴染みのマテューが出てたこと!デハーンとすごく似てたー!
クリマイと言えば、新シーズンも好評レンタル中ですよ〜(^^)