じーつー

ライフ・アフター・ベスのじーつーのレビュー・感想・評価

ライフ・アフター・ベス(2014年製作の映画)
3.1
『クロニクル』での憂いを帯びた演技で注目を集め『アメイジング・スパイダーマン2』で悪に堕ちるハリーを演じ確かな演技力と繊細なルックスで演じきり、“レオナルド・ディカプリオの再来"と言われるデイン・デハーン。
そんな彼が、今までに演じたことのないフツーの(?)青年を好演した話題作。
異色のコメディ『ハッカビーズ』の脚本を務めたジェフ・バエナ監督が“彼女がゾンビ"という設定を通して男女のすれ違いを描きサンダンス映画祭で話題となっていました。
他にもゾンビのベス役には全米でコメディエンヌとして活躍中のオーブリー・プラザが可愛いのに笑えるゾンビ役を熱演し、新しい恋の相手には『ラスト5イヤーズ』『ピッチ・パーフェクト』を出演作が立て続けに日本公開されるアナ・ケンドリックなど、フレッシュな顔ぶれが揃い、かなりヘンなのにちょっと共感できる、青春ゾンビラブコメディ。


オフビートな作風のなか主演のデインデハーンが右往左往、彼のほうがゾンビ役似合うんじゃないか?と言わんばかりの色白フェイスでの“困り顔”が非常に似合っており、流石の安定感ある演技で低予算映画を盛り上げてて良かった。