MikiMickle

ライフ・アフター・ベスのMikiMickleのレビュー・感想・評価

ライフ・アフター・ベス(2014年製作の映画)
3.7
監督は『ハッカビーズ』の脚本、ジェフ・バエナ

最愛の恋人ベスを亡くし、悲嘆にくれるザック。
しかし、彼女がお墓から蘇った‼
今まで以上に彼女を愛してる大切にするザックだったが、だんだんと彼女が変貌していって…

これ、完全にゾンビブラックコメディだった

唐突にきれるベス 凶暴化!
凶暴化してるのにスムースジャズが好きっていうギャップ‼なんかイライラするスムースジャズをもってくるあたり、なかなかのセンスw
(音楽で言うなら、『インヒアレント・ヴァイス』でも使われた「Vitamin C」も使われてて、これはかっこいい♪冒頭のギターもかっこ良かった♪ベスへのサプライズプレゼントの自作曲、ちゃんと聴きたかった)

ザック役のデイン・デハーン、彼の鬱や闇や影っぽさはほとんどみられないものの、それでもなんか暗い部分のある主人公を演じていて良かったです。
前編の、死んだベスへの想い、彼の後悔や喪失感、空虚感はなんとも切なかったです。
甦りベスとラブラブで浮かれまくってるところ、アホくさくてかわいらしい。 イチャイチャしちゃって、彼の新しい一面。
ベスの変化に慌てふためき、振り回されるのも憎めない
よく、昔のディカプリオに似ていると言われるけど、確かに‼ そして、オデコの生え際ばかり見てしまった…やめてあげて~‼左から映すの、やめたげて~‼まだ20代なのに…w

ベス役のコメディエンヌ、オーブリー・プラザの演技、すごい面白かった‼ エキゾチックな不思議な顔立ちなんだけど、最初からなんとなく変で記憶も曖昧で変な行動とったり、嫉妬に狂ったり、大暴れしたりして見ていて飽きない‼ 後半のガスレンジと「ラベンダー、ラベンダー」と、崖での腕もげには大爆笑してしまった♪

実は曲者のベスの父親(ジョン・C・ライリー)や、武器マニアのザックの兄(マシュー・グレイ・ギュプー)も良かった♪兄ちゃんとザックの関係性、いかにも‼な感じだけど、兄ちゃんのちょい変人具合が好き♪

ザックが、ベスに戸惑い怖れをいだく時に出会う幼馴染みのエリカ(アナ・ケンドリクス)。 汚いし腐敗してるし臭いし怖いベスと対比させて、ピュアでお肌スベスベ‼かわいい
しかし、ゾンビ好きとして汚いベスを応援してる私としては、この登場にちょっと胸がソワソワしちゃった

で、この後、ゾンビちゃんたち、増えます♡

ゾンビ好きとしては、発症時期の曖昧さ、人を襲う基準と、凶暴化の定義がはっきりとしていなくて、ほんのちょっとむず痒くもなるんだけど、なんでもアリ感はあるけど、コメディですし、よしとします。
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