ロメール作品の中で海辺のポーリーンを超えて今のところ一番好きな作品。
ファビアンとブランシュのカップルは一生推せる。2人とも優しくて波長が合ってるのが画面ごしにここまでわかるのが面白い。
そして最終的にしっくりくるカップル同士でくっついてるのがやはりリアル。
最後の会話劇も面白かった。ロメールだったらこのまま会話が食い違ったまま映画を終わらせちゃうのかなとも思ったけどしっかりオチがついていて良かった。
本作はブランシュの衣装にも注目。終盤、カフェのシーンで来ていた大きな襟の青いワンピースがとっても素敵だった。最後の湖畔レストランでの衣装配色にもクスっと笑える。