映画の骨格は解決済みの過去の事件に目を向け、新たな真実を探るというサスペンスだが、事件の被害者遺族のその後（事件により運命を狂わされ遺族への寄付や告白本などで生計を立てている）や、事件の推理マニアのサークル（事件の遺族を呼び話を聞いたり独自に推理したりするマニアたち、あまりいい趣味とは言えない）など、世間を騒がせた犯罪を取り巻く闇の部分が描かれているのが珍しかった。
暗い話だがラストが前向きなのでよかった。
シャーリーズセロンが堕落してしまった犯罪被害者遺族として登場するのだが、素材がよすぎて（ダメージファッション似合いすぎ）やっぱりかっこよさが勝る。強がっているけど本当は真実に向き合うのが恐ろしく臆病なんだろうなという役柄はうまく演じていたと思うけど、とにかくスタイルがよすぎて常人離れしていた。
あとはクロエはやっぱり雰囲気があるね〜イカれた悪女役の魅力的なこと！
