案外、作品の雰囲気自体は嫌いじゃなかったんですけどもね。『ホビット 決戦のゆくえ』より一層のルーク・エヴァンズショーだったんですけどもね。
大事な事をまず先にネタバレするとニンニクの出番はありません。ついでに言うと聖水の出番もありません。
《弱点》
日光…わかる。
十字架…わかる。
杭…わかる。
銀…わか…待て待て待て、それどっちかっていうとオオカ…
そりゃね銀の方が絵になるよ。そりゃね。
でもさ普通吸血鬼の苦手なものつったら2番目か3番目ニンニクだろと。
寧ろまずニンニクの束で殴れよと。
…という事が気になって気になって。
でも杭が体に刺さりそうになった時のエフェクトとかは「そこまで影響するのかよっ！」って感じでなかなか斬新な解釈だなとは思いましたが。
吸血鬼ドラキュラが出来上がるまでのお話をそれなりに伝説に沿ったカタチにしてるし、古参の元凶みたいなやつと契約するところも面白いんだけど、クライマックスで天候までなんとかできちゃったりするのは如何なものかと。
なによりニンニク見て嫌そうな顔をするルーク・エヴァンズ君が僕は観たかったですまぁ。
