スパニッシュ・アパートメントは見たものの、見つからなかったロシアン・ドールズ抜きでも楽しめました。両方見ていたらもっと楽しめるんだろうなぁ。
歳を取るにつれ、どんどんチャイニーズ・パズル(難題)と化していくかのように見える人生は、岐路に立たされて初めて見つめ直すことができる。でも、もっとシンプルに、「ハッピーエンドがなぜいけないの?」というマルティーヌの言葉が印象的でした。
お気に入りはグザヴィエがチャイナタウンやブルックリンを走りまくるシーン、両親の思い出をニューヨークで見つけるシーン。全体的にどこかアンニュイなのに、シュールでおしゃれで、優しい雰囲気が魅力的でした。