このレビューはネタバレを含みます
ミステリーとかホラー系を観てきた人間ならたぶん、始まってすぐに「たぶんこれはベンがベンじゃない…!!!」とピンとくる。
そして実際にベンはベンじゃないので、なんかネタとしては、よくある話。
記憶喪失系で、自己紹介してくる奴はだいたい偽称なんだよなーなど。
映画ネタとしては物足りないんだけど(ひどい)、トータルとして、こういう「人生を歩む」ことがあったらすごいことだよなぁ、と思う。
不倫したら暴行されて記憶飛んで、そのせいで不倫バレして夫とこどもに去られるって辛いし、なんならそれにより友人と夫がワンナイトしてたり。
そしてさらにそのDV男が4年も献身的に支えてくれるのとかももうなんかすごいよな…。
たぶんこのベンじゃないベンに襲われたんだろうなって気づいてからも、とはいえ4年も記憶のない人を面倒見れるっていいやつなのでは…?って思ってしまった。
が、DVがくそやばい。あれは病気なんだなって改めて思った。
DVは病気だから治療が必要ですよ、ほんとに…
とりあえずDVと記憶喪失の相性が悪いってことだけはわかった…
1日で記憶がなくなる映画はたくさんあるんだけど、またネタが違うので楽しめました。
ニコールキッドマンが良い。