TVシリーズよりも「考えるな!感じろ!」って言葉を体現しまくってる映画。
冒頭から完全感覚ドリーマー。穂乃果ちゃんサイコー!
とりあえず2期のクソラストからしっかり繋げてくれた!
TVシリーズを最後まで観てしまったのなら、これを観ないとずっとモヤモヤを引きずることになるのかもしれない。
序盤から真姫ちゃんのちゅー、にこママを拝めるので満足してしまうよ。
NY編は「萌え」以外の感想があんまり出てこない程度。
女性シンガーに関してはとにかく「感じろ」って感じですよね。良い女でした。
ただ、今までの作風からしてあのレベルの演出を入れるのは正直やりすぎなのではないか?
穂乃果ちゃんだし…ラブライブだし…と納得できなくもないのが恐ろしい。
そして3回はミュージカル風に歌が始まったのでビビった。
テレビシリーズよりもレベルが高い(ノリ的な意味で)。
それぞれ学年別のユニットで歌い出すので、なんだか新鮮な気持ちになった。特に2年生は全ての始まりなので、踊っている彼女達を見て頭の中は歴史を遡りまくった。ぶっちゃけほとんど思い出せないけど。
とにかく、この映画で一番気に入っている曲であるAngelic Angelのえりちはとんでもない。恐ろしい色気だった。真姫ちゃんのウインクも殺人級だったが、えりちはμ'sの女神の中でも全てを司っている女神なんだと実感した。自由の女神があるニューヨークで魅せるとはなんて挑発的なのだろうか。
しかもその前には寝言でかわいい一面を見せまくっているので本当に天才。彼女は初登場からずいぶんと変わったし、楽しそうで嬉しいよ。賢さを犠牲にしてそうだけどな。
後半はまた解散について悩むのかよとは思ったけど、新しい理由もまあ悩む価値はあると納得できた。本格的なアイドルらしさを感じる。
皆のそれぞれの意見から、メンバーがどういう気持ちでやってきたか感じられて深いような気がしてくる。
真姫ちゃんとツバサさんの意味深な絡みはアリだと思います。
モブアイドルは劇場版にしては手抜き感があって残念だった。モブとは言いたくないけどモブと言うしかない扱い。
衣装を統一したのは制作過程で楽したい意図があったんだろうな?
ラストはもちろん感動したけど泣けなかったなぁ。
なんだかいろいろと唐突で忙しくて軽く感じてしまったところもチラホラ。
映画としてのレベルは正直低いけど、穂乃果ちゃんはシャイニングっぽいものを身に付けたし、ひとつの伝説が区切りをつけたんですよね。
帰国後の超知名度アップがあったからラブライブサンシャインのストーリーが作れたのだなと思える。