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ザ・ウォークのmylifeのレビュー・感想・評価

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)
4.2
高所恐怖症な私やけど…怖いもの見たさもあり「ザ・ウォーク」に再び触れてみた。実はコレで三回目の再鑑賞なり。

そういや、ロバート・ゼメキス監督やったんよね。突然やけど、思い出を振り返るように今までに観た監督作品を挙げてみたい。

えっと、まずはみんな大好き「バック・トゥ・ザ・フューチャー」…は超有名やもんね。後は「世にも不思議なアメージング・ストーリー」「ロジャー・ラビット」「フォレスト・ガンプ」「コンタクト」「キャスト・アウェイ」「ポーラー・エクスプレス」ぐらいかな。

もうあんまし覚えてはいない作品も多いが。「永遠に美しく…」も観たような気もするが全く覚えていないので、ほんまに観ていないのかも知れない。まぁ、本作には何ら関係ないが…

主演はジョセフ・ゴードン=レヴィット。ふ~む、こういう特殊な役柄にはピタリと当てはまるかのよう。不思議な雰囲気のある俳優だ。「インセプション」での個性も記憶に新しい。

さてと、時代設定は1974年。舞台はワールド・トレード・センター建設中のアメリカだ。この2つのタワーの間を命綱なしに綱渡りすると言う…ぶっちゃけ、かなりブッ飛んでいてイカれているお話。しかも、実在する曲芸師を描いているのが更に驚きやねん。

ともかく、個人的には手に汗握る映画No.1だ。上空からのショットは、ただただ圧巻。観覧車の上空から見下ろしただけでも多少の恐怖感はあるが本作のレベルは、その桁が違う。そういや、東京タワーのガラス床は恐怖そのものやったのを急に思い出したりもした。コレも比較の対象にはならへんけど。

ともかく、実話ベースだとすると…とても同じ人間業やと思われへんぐらいの凄まじい偉業だ。この人の頭の中って、一体全体どうなってんやろうね。まぁ、恐怖心を1ミリでも感じたらこんなこと出来る訳ないけど。特殊な人間はいるもんだ。

とりあえず、ラストにかけては息を呑む展開で怖いもの見たさもあり好奇心に誘われているようでもあった。個人的にはどんなホラー映画より怖い別次元のスゴ味があるかのよう。それにしても、本人目線は一際ヤバかったと思う今日この頃だ。
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