ロバート・ゼメキス監督作品。
ワールド・トレードセンターを
綱渡りで渡った男の話。
実話を基にしている。
ストーリーも単純で、綱渡りへの愛情が半端ない男が
友人たちを募り、夢を現実にさせる。
内容的には、「綱渡り」という題材を変えれば
なんでも当てはまるストーリーなんだけど、
何にしても、最初に一歩を踏み出すのはたやすくない。
夢は見ても、その一歩にどんなに準備が必要で
どんなに、周囲に恵まれる必要があるか?
ということが端的に描かれている。
わかりやすい展開だった。
罪となることはわかっていながらも、自分の芸術性を信じ
実行し、その結果に対して、国民たちも賛同するというところは
なんともアメリカらしい話であった。
本作の前に、ロバート・ゼメキス監督の「フライト」を
観たけど、こちらも、「罪」と「正義」が主題だったように
感じるが、今作は、さしがね「罪」と「夢」がテーマ
といったところだろうか・・・
CGとはいえ、映画館で観なくてよかった感が・・・
あの高さはえぐい。