このレビューはネタバレを含みます
槿の家で食べる昼ごはんがパスタじゃなくてピザだったり、蝉と鯨の死に方が違ったり、指輪を持っているのが鈴木ではなかったり
などなど
原作とは違うところもあるけど、大筋はかなり原作に忠実
特にキャラクターたちが、
そうそう!まさにこのキャラにはこの人!わかるぅーという感じ
比与子は菜々緒、鯨は浅野忠信、槿は吉岡秀隆
特にこの3人が個人的にはベストマッチすぎて興奮した
本を読んだ時、「こりゃグロすぎて映像は無理だわ」と思っていたが、案外いけた
文字描写の方が過酷だったかも
終わり方や、百合子の亡くなった理由(背景)
という肝心な部分が原作と違ったのは、賛否両論ありそうだけど
2時間の映画の中で「婚約者のための復讐」というテーマを一貫して感じられたし、最後に少しだけど救いがある展開で好きだった
(でも百合子のバイキング理論はどこかに入れて欲しかった気もする)
原作も映画も
「鈴木に幸あれ…」という気持ちになるのは同じだし、アクションシーンの迫力もすごかった
見てよかった!