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レヴェナント:蘇えりし者のこーたのレビュー・感想・評価

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
4.0
壮麗なアルゼンチン・フエゴ島の大自然の中で繰り広げられる壮絶な復讐劇。1823年のアメリカ北西部を舞台にしており、原住民と資源を求める開拓者たち(恐らくイギリス人)が対立関係にある時代観。
主人公のヒュー・グラスと息子は留守中にベースキャンプが原住民たちに襲われ、壊滅的な被害を被る。僅かな生存者たちは川を下り、拠点まで生還を目指すがその最中、グラスはグリズリーに襲われ瀕死の重傷を負ってしまう。一命を取り留めるも、今度は仲間のフィッツジェラルド裏切りにあい、最愛の息子を殺されてしまう。復讐心に燃えるグラスは何とか生還し、息子の仇を討とうとする…。
グラス演じるディカプリオ迫真の演技がすごい。さすがのアカデミー賞主演男優賞。撮影賞も取っているだけあって、自然光のみでの撮影によるリアルな空気感は自然の恐ろしさを物語っている。撮影は9ヶ月もかかったらしく、ハードすぎるな…。
鹿の死体の中で寝るのはゴールデンカムイでもやっていたが、極寒地域ではお馴染みのサバイバル術なのかも。
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