片腕ファルコン

レヴェナント:蘇えりし者の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)
3.6
1点でも5億点でもなく3.6点という中途半端な点数で申し訳ございません!!

皆様の忠告を無視し通常上映の方で鑑賞してしまったため多少のパワーダウンはありますが…大自然の猛威、人間の生命力、精神力いや人間力、充分堪能させていただきました!!

昔熊殺しの空手家ウィリー・ウィリアムスの自伝映画…違う!『ディカプリオ 怒りのデスロード』!!もはや、『タイタニック』や『ロミオ&ジュリエット』の頃の[レオ様]や[プリオ]や[デ・カプリーオ]と呼ばれてた可愛らしい彼の姿は何処にもありません!!

野性味に満ち溢れた彼の風貌、ハン・ソロから教えてもらった動物の中で身を温める技術、ジグゾーから教えてもらった死んだフリからの攻撃技術、ディカプリオなら火星に置いていかれてもきっと生還できるでしょう!!

実は僕が熊のシーンも含めて途中までは割と普通かな、という印象で見てました。
やっぱり琴線に触れたのは消えかかった生命のローソクの火が再び燃え始めた辺りからですよねぇ…!!成し遂げなくてならない目的が生まれた時、とてつもない生命力が生まれるのでしょう。

それでも状況は最悪で何度なく襲いかかるトラブルにただただ無事を祈るばかりですが…いかんせん長さが気になってしまいました。。それでももちろんクライマックスの盛り上がりは異常。結果的に完成度は相当高いものだと思いますが…個人的には『バードマン』の方が好みです!

カメラに血や雪が付いちゃう(付けちゃう?)のはアリなのだろうか…