瀬田なつきの藝大卒制作品にして怪作。途中から答えらしき答えには気付いたけどこちらの予想を二転三転しながらすり抜けていく絵面は大胆さに溢れている。会社をサボった男と家出した謎の少女との不思議な邂逅はま…
>>続きを読む父と娘なのか歳の離れたカップルなのか曖昧で不思議な関係の男と少女のロードムービー。何かしら大林宣彦的な匂いもした。
たしかに後半からのエキセントリックな展開がいちばんおもしろいが、それも前半の何気な…
言い方がアレだけど すごく見ていられるというか、卒業制作(修了作品)でこれだけのものが作れたら素晴らしいなと思う。前半が冗長という指摘も一理あるけど、そのタメがあるからこそ日常がSFに裏返る瞬間が…
>>続きを読む前半要らないと思う。DIYなSFとして、ヴィルヌーヴやロウリーより早くそれらしきものをやっていたのは凄いと思うが、いかんせん要素を詰め込みすぎていてむしろ押し出すべき監督の自意識のようなものが薄まっ…
>>続きを読むしゃれててハッとするショットの連続。
かわいい色使いとトリックめいた撮影など、観てる時の感覚はミシェル・ゴンドリーの作品に近かった。
ジャンプカットの使い方なども気持ちいい。
映像は飽きずに見られ…
"本当に真っ暗な夜なんてあるのかな"
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サンクスシアターにて。
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未来と過去のランデブー。
受け入れ難きを受け入れ、変え難きを変えようと踠く。
白昼夢のように街を徘徊する二人、最終的に行…
ショットが巧みで惹きつけられた。特に吉永が河原から土手に登っていくシーンと、飛行機が飛んでくるシーンのカメラがダイナミックでお気に入り。
終盤に出てくる部屋の造形もポップなのに不気味で面白い。窓の…