ロメ男

彼方からの手紙のロメ男のレビュー・感想・評価

彼方からの手紙(2008年製作の映画)
3.6
車は今いる位置から抜け出すためのものであるにも関わらず、2人の旅は序盤に車が故障し、行き先が指定されたバス移動へと変わる。自転車に乗り換えても上手くいかない。現実から抜け出すための行為に失敗が付随しているようだ。

全体としてかなり自由に伸び伸びとやっている雰囲気を感じるが、内容面はかなりの歪さ、不自由さを孕む。そのギャップが何よりも愛おしい。
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