瀬田なつきベスト、
今年観た映画ベストかも。。。
5Windowsを観たときに、これは中村ゆりかが可愛い女性だからできる演出なんだ、と思ったんだけど、男でも画になるんだって驚いた。気分に合わせて脈絡…
車は今いる位置から抜け出すためのものであるにも関わらず、2人の旅は序盤に車が故障し、行き先が指定されたバス移動へと変わる。自転車に乗り換えても上手くいかない。現実から抜け出すための行為に失敗が付随し…
>>続きを読むあまりに幻想的な──。橋、階段、観覧車、空き家、ビデオ、黄昏時……、幾重にも設定された「境界」を空間的にも時間的にもシームレスにたゆたう。観覧車から降りてから、木下美紗都の歌があまりにも自然と入って…
>>続きを読む階段の時空超えたカットバック。
母と義父が歩いているのを主人公がマンションのベランダから見ていて、その2人を両手でポンと音を立てて捕まえるフリをする。手を開くと2人はその場から消えている。
スーツ…
超青臭くて、超最高。
自由な手法で人生の不自由について語る切実さが初期のゴダールを思わせるし、時空を超える家族の物語はゼロ年代的な想像力を感じる。露骨なオマージュも嫌味じゃない。
濱口竜介がコンビ…
ロードムービー風の、時間を越えたファンタジー。
タイトルの通りスチャダラパーの「彼方からの手紙」が着想のようであり劇中の手紙でもリリックが引用されていた(サニーデイ・サービスの「青春狂走曲」もさり気…
瀬田なつきの藝大卒制作品にして怪作。途中から答えらしき答えには気付いたけどこちらの予想を二転三転しながらすり抜けていく絵面は大胆さに溢れている。会社をサボった男と家出した謎の少女との不思議な邂逅はま…
>>続きを読む父と娘なのか歳の離れたカップルなのか曖昧で不思議な関係の男と少女のロードムービー。何かしら大林宣彦的な匂いもした。
たしかに後半からのエキセントリックな展開がいちばんおもしろいが、それも前半の何気な…