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ロビンソン漂流記のkazu1961のレビュー・感想・評価

ロビンソン漂流記(1954年製作の映画)
3.7
▪️JPTitle :「ロビンソン漂流記」
ORTitle:「Adventures of Robinson Crusoe」
▪️First Release Year : 1952
▪️JP Release Date : 1964/03/21
▪️Production Country : メキシコ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-172 再鑑賞
🕰Running Time : 90分
▪️Director : ルイス・ブニュエル
▪️Writer : フィリップ・ロール、ルイス・ブニュエル
▪️MusicD : アンソニー・コリンズ
▪️Cast : ダン・オハーリー、ジェームズ・フェルナンデス
▪️Review
ブニュエルにはこんな文芸路線もあるんですよね。「アンダルシアの犬」のように概念的で破天荒な作品がある一方で、このような文芸作品の映画化もこなせるある意味天才です。しかしながら本作も解釈や映像などにブニュエルならではのエッセンスは感じ取ることができます。
『ロビンソン漂流記』、周知の通り船が難破して見知らぬ島に流れ着いた男の28年に渡る冒険物語です。最初の相棒の愛犬を亡くした後の孤独感、助けることで仲間になった先住民に対する猜疑心、そして原作には無い“一つの足跡”や孤独に耐えられず“こだま”を聞くシーンなど象徴的なシーンを挿入しながら物語は進んでいきます。
ブニュエル曰く、『デフォーの小説の主人こそは、完全な孤独という条件を備えた理想の人物、完璧なる自由人であった。究極のなじょうきょもにおける人間の本質。。。創作の原点はここにある』と。
結果1954年のアカデミー賞主演男優賞、英国アカデミー賞作品賞にノミネートされました。

物語は。。。
冒険心溢れる青年ロビンソンは、家族の反対を押し切って船乗りになりました。しかし乗った船が難破し、彼は絶海の孤島に漂着します。彼は創意と工夫で生き延び、28年後。。。

▪️Overview (映画. comより)
ダニエル・デフォーの小説The Life and Strange Adventures of Robinson Crusoe of Yorkをルイス・ブニュエルが監督した冒険もの。フィリップ・ロールとルイス・ブニュエルが共同で脚色し、アレックス・フィリップスが撮影を担当している。製作はオスカル・ダンシヘルスとヘンリー・F・エーリッヒ。音楽はアンソニー・コリンズ。出演者はダン・オハーリー、ジェームズ・フェルナンデス。パテカラー、デラックスカラー・シネマスコープ。
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