日本生まれのゲームコンテンツをイギリスで映画。コスプレもロケーションも波動拳のエフェクトも最高だったな！（個人差があります。）
リュウとケン。そして豪鬼と豪拳の物語。暗殺拳の達人である剛拳は、弟子のリュウとケンに暗殺拳の極意「波動の力」を教えるべきか決めあぐねていた。そんな折、かつて袂を別った兄弟弟子の豪鬼が姿をあらわす。昇龍拳が速い！瞬獄殺グロすぎ！
おなじみの技「竜巻旋風脚」や「昇龍拳」の再現性はもちろんのこと、師匠の豪鉄をケーオー（殺害）するときのヒット音がゲームとおなじ！ストツー愛にあふれている。
ちなみに、正史らしい。リュウとケンの修業時代のあれこれ、豪鬼はなんであの風貌になったのか、なぜ暗殺拳の門下と袂をわかつに至ったのか、そのオリジンが語られる。
ダース・ベイダーはなんでお面なの？くらいシリーズの最重要エピソードであるはずだけれど、サクッとそれなりに映像化なのがCAPCOMらしい節操ないメディアミックス。信用できる企業様です。
オールドスクールファイターのひとりであるリュウは、春麗と並んでシリーズの顔。オーソドックスキャラクターかのような主人公ヅラしているが、こうみえてコイツは右左にゴキブリみてえなカサカサした動きをしながら、ちょいちょい飛び道具で択を迫って、痺れを切らした相手が突っ込んできたら、真ん中らへんで無敵対空して打ち落とすみたいな戦法を得意とする卑劣キャラ。つまりガイルの亜種。苦手でごわす。
ザ・堅実立ち回りなチュンリー嬢を見習ってほしいでごわすな。ニッポン男児は、小賢しい波動などに頼らず、ワシのように頭突きとケツ落としで真正面ガチンコファイトするでごわすよ。唸れ、百列張り手！どすこい！
