きー坊

I AM: SMTOWN LIVE WORLD TOUR in Madison Square Gardenのきー坊のレビュー・感想・評価

3.3
2020年256本目。最近音楽ドキュメンタリー(主にアイドル)を何本か見て、国が違えばストーリーテリングは変わるのか気になったので、本作を鑑賞📽

BoA、東方神起、少女時代などが所属している韓国の芸能事務所・SMエンターテイメント所属アーティストが、アジア人アーティスト初のマディソンスクエアガーデン公演を行うまでの道のりを描いた密着ドキュメンタリー。

【感想】
1.今見ると悲しく辛い
Shineeではジョンヒョンを推していたので、在りし日のジョンヒョン、特に練習生時代の映像を見ていると悲しくなった。同じくソルリの映像を見ても悲しい。だけど、2人ともパフォーマンスで見る者を楽しませてくれたことは事実だし、その事は忘れたくないなと思う。

2.不思議なストーリーテリング
編集の仕方でストーリーテリングのクオリティはだいぶ変わるなと思った。過去映像を織り交ぜてマディソンスクエアガーデンで公演するまでの道のりを描くのは良いけど、各グループのメンバーのストーリーがごっちゃになっている印象が強かった。SMエンタ全体のストーリーとして見るならば、あのストーリーテリングでもいいのかもしれないけど。各グループのドキュメンタリーを作った方がアーティストヒストリーに厚みが出て良かったのではと思ってしまった。

3.K-POP第2世代
BTSとかTWICEが第3世代にあたると思うけど、本作に出てくるアーティストほとんど第2世代。公開当時、SMエンタはワールドツアーを精力的に打ち出し始めた頃だったので、K-POPのアーティストが今みたいに世界進出しやすくなる基盤を固めたのは、東方神起や少女時代などのK-POP第2世代だったなと、本作を見て感じた(もちろん他事務所のグループもK-POPの現況形成に貢献してるけど)。

K-POPは勉強がてらで聴く程度になってしまったので、久しぶりにK-POP聴いてみようと思う🎬
きー坊

きー坊