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我が胸に凶器ありのminamiのレビュー・感想・評価

我が胸に凶器あり(1996年製作の映画)
4.0
アクション満載、スリリングな展開、ほろっとくるシーンもあって、エログロ無し!楽しいエンターテイメント作品という感じでした。細かいところは気にならなくもないですがw、たぶん撮りたい絵があってそれに合わせてストーリーを合わせていったのかなという感じがして、アクションも綺麗だったし、なんかもういいや~ってなりました。(いいのか)

もちろん今回も私の視聴目的は菅田俊さん。菅田さんは謎の殺し屋。今は引退し、妻の亡き後、目が不自由な息子を一人で育てながら牧場?で働いているのだが、息子の治療費を工面するために殺し屋に復帰した…というなんとも切ない設定。(なお、子供は終始大切に扱われます←ここ大事)

ちなみにコードネームは星。「私はいつも空の上からあんたを見てます」という、粘着質なストーカーじみたセリフをかっこよさげに吐きます。

いやーこの菅田さん演じる殺し屋・星が最高なんですよ!!めちゃくちゃに怖い!人を殺した後に、虚ろな目で首をくぃっと傾げるのとか、もうたまらん。すでに殺し屋としての演技が確立されている時期ですよね、きっと。(しらんけど)やっぱり菅田さんの殺し屋は最高です。殺し方も多様で、次はこう来たか~と楽しめます(グロなしなのでご安心を)。

最後には主人公(名前忘れた)(射撃の名手という設定)と星との銃撃戦になるのだけど、なぜか最後は、素手での格闘になってて、いやなんでだよと突っ込みたくはなりつつも、殴る蹴るのアクション最高で見ごたえありまくりで、良き!!良き!!良き!!ありがとう~~!!!!という素晴らしい展開でした。

いやほんと、なんでここでこうなるのーーみたいなとこ多々ありますけどね。いいんですいいんです。

光石さんのほっこり演技も良かったです。(お顔も体型も今と全然変わらなくてびっくりw)出演シーンは少なめでしたが、とても印象的でした。
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