ゴジラではなく、人生劇場 -1.0。
普通に戦争映画始が始まってビビった。
敗戦直後のアンダーグラウンドな部分を描いた映画は初めてだったのでおもしろかった。旅一座ものの側面もおもしろかった。
やや…
シリーズ三作目、任侠映画初登板笠原和夫の、時代設定を終戦後間もなくに移したオリジナル脚本。鶴田浩二と佐久間良子の組み合わせは一緒でも単独の物語で、メロドラマ部分を引き継ぎつつ、より任侠映画色を押し出…
>>続きを読む前作で完結したが、やはり製作、“角さん”以外は新しい役どころ。
角(鶴田浩二)は踊り子のまゆみ(佐久間良子)と結婚するが、赤紙がきて戦地へ。
終戦後戻ってみると、まゆみはおらず、戦時中、慰問団として…
戦後の世相についていけない時代遅れの鶴さん、つい広島死闘篇の欣也を重ね合わせちゃう。とはいえ佐久間良子との再会シーンの素晴らしさ!この角を曲がれば、門をくぐれば、戸を開ければ彼女がいるという期待感。…
>>続きを読む鶴田浩二版『人生劇場』シリーズ3作目。
2作目を飛ばして先にこちらを。1、2作目からのキャストは鶴田浩二、佐久間良子らを残してほぼ一新。監督は引き続き沢島忠が担当。脚本が笠原和夫になり、彼得意のあの…
新と付くから戦後を舞台にした話に変わってしまった。前作で飛車角は死んでいるので、古風な任侠男が戦後の混乱に放り込まれてるところを描こうとしているのか思いきや笠原和夫節炸裂の作品であった。戦争を呪い、…
>>続きを読む戦争から帰ってきた鶴田浩二をタイムスリップでもしたかのように古き者として描くのがうまいなと思った。任侠の決まりごとを一旦離れてストリップ劇団と浮草ぐらしをさせる展開も良い。二人の間の約束を知らない西…
>>続きを読む原作から人物と舞台を借りてきたフィクション回。
侠客が戦地(ラバウル)から帰ってきたら任侠道が無くなっていた。終戦直後のどさくさの中で、着流しの鶴田浩二が日本を流れ行くみたいな話。
最初男の話と思わ…
アクションシーンでは常にカメラがかなり近いので臨場感が強い。
それでいて人物の位置関係が混乱したりはしないので上手いんすよねえ、沢島忠。
ラストの鶴田浩二の討ち入りでは更に長回しで倉庫を立体的に捉え…