いやよセブン

人生劇場 新・飛車角のいやよセブンのレビュー・感想・評価

人生劇場 新・飛車角(1964年製作の映画)
3.0
前作で完結したが、やはり製作、“角さん”以外は新しい役どころ。
角(鶴田浩二)は踊り子のまゆみ(佐久間良子)と結婚するが、赤紙がきて戦地へ。
終戦後戻ってみると、まゆみはおらず、戦時中、慰問団として角を追ってシンガポールに行ったが、その後の消息は不明だった。
戦後の混乱期、みんな行き抜くことに精一杯で、侠客として男を貫くことは難しかった。
酒に溺れた角はいつの間にか、ストリップ劇団と一緒に全国を回っていた。
そんなときまゆみと再開する。
まゆみは上海で命を助けられたある男(西村晃)に付きまとわれていた。
東映のやくざ映画のパターンで、配役もいつも通りだが、佐藤慶と志村喬が存在感を発揮していた。