鍋レモン

マライアと失われた秘宝の謎の鍋レモンのレビュー・感想・評価

2.7
⚪概要とあらすじ
イギリスの人気作家グラハム・ピーター・テイラー原作のファンタジー小説「マライア・マンディ」を実写映画化。

1885年、ロンドン。17歳の少年マライアの元に謎の男ウィルが現われる。その直後、マライアの両親が行方不明になり、さらに弟も誘拐されてしまう。家族を救うため立ち上がったマライアは、どんな物でも黄金に変えることの出来る秘宝「ミダスの箱」をめぐる争いに家族が巻き込まれたことを知る。ミダスの箱の力で世界征服を狙うオットーが事件の黒幕だと突き止めたマライアは、オットーが経営するホテルに潜入するが...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“さあ、新しい 冒険の旅へ!”

「弟を守るのが兄だろ」

⚪感想
ハリーポッターに続くヒット作の原作を実写化したファンタジー作品。

午後のロードショーで観た記憶はあるけど主人公の吹き替えがKENNさんだったぐらいしか印象に残っていなかったので観直し。

引きつけるような部分や印象的な部分はなく可もなく不可もなく。
雑な上に説明不足なシーンと無駄なシーンが混在している。

ハリーポッターに続けと作ったのかもしれないけれどダメ。
登場人物に全く魅力がない。展開もありふれている。ラブストーリー、アクション、ファンタジーどれも普通。

世界観はそこそこ暗めで、セットや衣装、小道具と年代を感じられて好きだった。

マイケル・シーンやレナ・ヘディ、サム・ニールとキャストは豪華。

サム・ニールは割と善人顔だと思っていたけど悪役で意外。

マイケル・シーンが好きなら観てもいいかもぐらい登場する。というか主人公よりマイケル・シーンが出ている時の方が面白いっていう。
カッコ可愛くて唯一の癒し。

今観ると主人公が少しイライジャ・ウッドに似ている。

真面目に作ったのにB級映画になってしまった感。

続編作ろうとしていたけど無理だった感じかな。



⚪以下ネタバレ



あらゆるものを黄金に変えるミダスの箱を巡る戦いに巻き込まれちゃったよってやつ。ミダスの箱があれば世界を征服できるとか。
箱を開けるにはアミュレットが必要で、アミュレットはマライアとその弟に託される。

弟が誘拐されても特に面白くなることはなくずっとそれが続く。
ただただ弟が可哀想。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。
GYAO!で振り返り(字幕)。
鍋レモン

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