2021年48本目
ロバートレッドフォード8本目
ケイトブランシェット7本目
【Truth】
“FEA”
「質問しなくなったらこの国は終わりだ。」
「取材の主旨はブッシュが兵役を務め上げたかどうか。誰もそれには触れず、フォント・偽造・陰謀論ばかり。主旨が気に入らないと今はみんなそうやる。指摘し喚き政治傾向・客観性・人間性まで疑ってかかりスクラムを組んで真実を消し去る。異常なほど騒いで全てが終わった時には、主旨はなんだったか思い出せない。」
「勇気を。」
ロバートレッドフォードの【大統領の陰謀】を思い出した!もっとも相手はウォーターゲート事件のニクソンではなく、ブッシュだけど。
【大統領の陰謀】からは容姿も変わってしまったけど、やはり彼の目の奥にある人を惹きつける力には吸い込まれる。偉大な俳優。
ケイトブランシェット、彼女の気丈さと気高いカッコ良さには毎回毎回虜になってる自分がいる。知的で強い女性というイメージもあるけど、今作でも最後までカッコよかった。最後に一発逆転を期待してたけど、これもまた【Truth】なのかな。
この原題の【Truth】の響きの重みを感じる作品。