ぱた

最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方のぱたのレビュー・感想・評価

3.0
自己中心的なじいさんオーレンを軸にリアとの恋愛、同じアパートの住人との人付き合いがスピード感持ってみられるハートフル映画。まぁ流れとか結末は序盤で予想つくものではあるが、だらだらしていないので軽く観られたかな。

親子の絆も描こうとしてたのかな。それにしてはかなり展開が早かったように感じるけれど、本作では描かれていないオーレンとルーク(じいちゃんとその息子)の部分を想像すると楽しいかも?
ルークからサラへの手紙は拙い言葉になってはいるけれど、サラへの愛を通してオーレンのことを思っていたのもわかって私は好きだと感じた。

オーレンは口を開けば嫌味ばっかりだしリアも泣き虫だけど売り言葉に買い言葉だし笑える場面が多い。だけど、ふとした時のオーレンのセリフやオーレンに向けられた言葉は愛情に溢れていて、なぁんだオーレンはずっと情に厚い人じゃないか、と思ったり。

私は観た後に考え込んじゃうような余韻のある作品も好きだけど、軽い気持ちで観られるような映画も結構好みです。後者でした。
ぱた

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