このレビューはネタバレを含みます
人との関わりの中でその人の人格が形成されていく。
周りの扱いからラベリングされて“気難しい人”から抜け出せなくなり余裕がなくなってどんどん人に対して攻撃的になってくの道理として分かるなぁってなった。
きっと主人公が言ってた通り過去に思いやりはあったと思う。愛する妻が亡くなって、息子がジャンキーになって周りに抱いてた期待とか介護の疲れとか全部余裕や思いやりのチャージできずに使うばかりで使い切っちゃったんだろうな。
それでできた偏屈お爺ちゃんが隣人や孫とのコミュニケーションで優しさチャージできて心に余裕ができてどんどん柔らかくなっていったんじゃないかな。
個人的に家が売れちゃってしょんぼりしちゃうところ売りたくない気持ちがやっぱりあったんだなと思って人間らしくて好きだった。総じて人間らしさが良いな〜ってなった。ハッピー