妻に先立たれ自宅の豪邸を売りに出していた不動産屋のオーレンのもとに、ドラック依存症の息子が翌日にある事情で刑務所に入ることになり、娘を預かって欲しいと頼む為やってきたことで、隣人リサと上手くやれていなかったオーレンが変わり始めるストーリー。
大好きな「最高の人生」シリーズの最新作ということで期待大で鑑賞。正直前作までは主演がモーガン・フリーマンだったので彼のファンの自分からすると少し質が下がったように思えたけど、マイケル・ダグラスも味があるので及第点といったところ。
娘がオーレンの心情変化のキッカケになるのだが、キーマンになるには少し存在感が弱かった気がする。「幸せへのキセキ」のマッド・デイモンの娘くらいユーモアさや可愛げがあればよかったかな。
リサ役のダイアン・キートンは年を重ねても色気があってそこはよかった。
でもやはり「最高の人生のはじめ方」「最高の人生の見つけ方」「素敵な人生のはじめ方」で魅せたモーガン・フリーマンの観ている人を楽しませる演技には敵わないです。でもモーガン・フリーマンとマイケル・ダグラスが共演した「ラストベガス」は本当に面白いので、そっちをオススメしときます。
