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WISH I WAS HERE/僕らのいる場所のesのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます


ザック・ブラフの主演・監督・脚本・製作作品。兄弟であるアダム・ブラフと共に書き上げている。
観終わった直後はいい感じだけれど1年後には具体的な内容を忘れていそうな、雰囲気の良い作品。ハクナマタタって言葉がぴったり。

『愛のイェントル』ネタが出てきたかと思ったらご本人が登場した。しかも妻の名はバーブラ…。

登場しない母の存在を各キャラクターから感じられるのが良い。その存在が如何に偉大であったかを感じさせる病院内での義理の娘と父親のやり取りが良かった。
弟の天才具合があまり表現されていない辺りもちょっと残念で面白くてこの作品らしくて良い。
厳格なユダヤ教徒で気難しい祖父とお見舞いに来た息子家族の中で微妙な空気が流れても孫が屈せずに作業用の遮光眼鏡を渡したシーンも好き。ああいう不思議な空気からのしんみり映像の撮り方が上手い。
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