セッション9の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ワンダーランド駅で』の監督とは思えないほどの怖さがある。
この作品の怖さは、なかなか万人には伝わりにくいと思っている。
『シャイニング』は徐々に狂気変貌していく様が実に面白いが、この作品の狂気はま…

　2001年。いとおかし。なんと奥ゆかしいホラーであろうか。閉鎖され老朽化した精神病院のアスベスト除去作業に入った男たちがおかしなモノや妙な人影を見、そして、徐々に……
　オバケは姿を現さず、音や声…

「マシニスト」と同じ監督。本作も心の闇を描いたサイコスリラーだが、不穏さはこちらの方が段違い。

登場人物は野郎５人だけでパツキン美女がギャーギャー騒ぐ訳でもなく、淡々とストーリが進む。しかし、徐々…

かつて2400人もの患者を収容する巨大病院としてマサチューセッツ州に存在したダンバース精神病院。1985年に閉鎖された後、廃墟となっていた病院のアスベスト除去作業にきた5人の男を襲う悲劇。恐怖の真相…

緊迫した状況の中、なぜか1人だけ録音テープを聞きに行くシーンが1番面白かった。

『マシニスト』もそうだったけど、真相が明かされるまでの過程の盛り上げ方も真相そのものも物足りない。

雰囲気は嫌いじ…

映画は嘘をつく。情報は常に一方的で裏が取れない。にも関わらず、さもリンクしてるかのようにホラーは形作られていく。電話の相手、噂話、ボイスオーバー、セッションの行く末、回想。

｢シャイニング｣パター…

心霊ぽいのかと思ったら、どうやらそうではないらしい。

なにか起きそうな雰囲気の中で何も起きない。でも何かが起きている。そんな気がする感じ。

もう少しタイトルのセッションに焦点を当てた作りにしても…

実在する精神病棟を舞台にしたミステリーホラー。
アスベスト除去に入った主人公が徐々に狂っていくまで。

imdbで評価良かったし、マシニストの監督さんだったので観てみたけど、最後の最後まで目立った展…